若い衆に「デジタルデトックスしようぜ!」と呼び掛けてみましょう。「それって…アテンションデトックスのことですか?」と返ってくるかもしれません。
アテンションデトックスとは、どうやら「情報を取捨選択して、意識をコントロールしよう」という考え方だそうですが……。
正直、ただでさえ情報過多で疲れているのに、さらに「意識の管理」なんてタスクが増えたら余計に疲れてしまいませんか?

悩まないことで知られている僕は、悩み相談にいつもこう返しています。「悩みがないのは、僕が強いからじゃない。ただ、寝る前にPCとスマホの電源を切っているからだ」と。
アテンションはデトックスしてはいけない
右を見て左を見て、もう一度右を見て道路を渡るのは欺瞞
その昔――道路を渡るとき、右を見てから左を確認し、右をもう一度見て安心し、注意力をデトックスした状態で渡っていたら、左から来た車に轢かれた経験があります。
経験者の僕だからこそ言えることがあります。注意をデトックスしていいのはセキュリティが整ったマンションの布団の中だけです。今すぐPCとスマホを閉じて眠りましょう!
PCの方(Windows限定):
Win + X を押した後 U → Uと押す
※0.5秒でシャットダウンできます
スマホの方:
スマホを隣の部屋で充電する
※ワンルームなら2メートルは離れる
※記事を読み進める暇はありません
※必ず、今すぐ実行してください
とある大企業の頂点に立つ男から放たれる真実

とある大企業の創業者は「家から一歩でも出たら、下っ腹に力を入れ、一瞬たりとも気を抜いてはいけない」と本に記しています。痺れる。そして黒い。激しく同意します。
それでもアテンションデトックスがいいなら止めはしない
これだけ先人が「アテンションをデトックスするな、デジタルデトックスをしろ」と言っているのに、アテンションデトックスをするなら…僕は止めません。
しかし、注意力の向け方を工夫するよりも、まず電源を切って、スマホを別の部屋に置く。そのシンプルで確実な行為が、何よりもあなたの脳を救ってくれます。
新しいカタカナ語から漂うのは

「インクルーシブ」や「ステイホーム」、あるいは「リスキリング」。このような急に出てきた言葉は、言い換えることで凄みを持たせる「リフレーミング」か、またはどこか異臭の漂う「欺瞞」の可能性があります。
デジタルデトックスという直球の言葉があるのに、なぜ「アテンションデトックス」なのか。
これは「スマホを手放したくないけれど、依存も減らしたい」という、甘えを残した層をターゲットにマネタイズする意図が隠されているのではないでしょうか。
「デジタルデトックス」は毒と化した情報を出すという明確なアクションを指します。では「アテンションデトックス」はどうか。
アテンション……ええと、それは何で、どうデトックスするんでしたっけ?注意力を捨てる?集中力を捨てる…?何の臭いがしますか?
アテンションデトックスよりデジタルデトックスがいい理由
夜更かし中にネットで拾った知識なんですが、ジョン・スウェラーが提唱した認知負荷理論(Cognitive Load Theory)に基づくと人間の作業メモリには限界があります。
抽象的な「アテンションの管理」を試みること自体が、すでに脳のリソースを無駄食いしているのです。以下の比較表を見れば、どちらが「脳の節約」になるかは一目瞭然です。
| 項目 | アテンションデトックス (流行り) |
デジタルデトックス (本質派) |
|---|---|---|
| 脳の消費エネルギー | 【大】集中しなきゃと意識するため前頭葉が激しく疲弊する。 | 【小】物理的に物がないため、脳は休む以外の選択肢を失う。 |
| 認知プロセスの階層 | 注意の対象を評価→遮断を判断という高度な意思決定が必要。 | 見えない→存在しないという原始的な生物学的反応を利用。 |
| 決断疲れ(Decision Fatigue) | 通知が来るたび見るか見ないかを決断し、精神をすり減らす。 | 電源OFFでその後の数千回の決断を事前にキャンセル。 |
| 言語的負荷 | アテンションという外来語を理解するコストが発生する。 | デジタル(機械)をデトックス(解毒)という意味が直感的に入ってくる。 |
| 実行難易度 | 大変(意識的に意識をコントロールするコストが発生。) | 簡単(デジタル機器を電源オフにするだけ。) |
難しいことを考える前に、物理的にPCやスマホを遠ざける。これが、ドーパミンに支配された現代人の脳にとって最も優しく、最も効果的な方法なのです。
人の皮を被った悪魔になるくらいなら果物の皮を被った人間でありたい

流行のカタカナ用語で武装し、結局スマホの通知に怯えて過ごす。それはまるで「人の皮を被った悪魔」のようです。
そんな風に生きるくらいなら、私は多少滑稽でも、不器用でもいいから、ありのままの「果物の皮を被ったような人間」でありたい。
不便を楽しめる余裕を持ち、旬の果物を食べる。デジタルデトックスとは、そうした「人間らしさ」を取り戻すための儀式なのです。
スマホを捨てる勇気がない言い訳として「アテンションデトックス」を持ち出すくらいなら、堂々と「今日はデジタルデトックス中だから、返信はしません」と宣言してしまいましょう。その潔さが、あなたの心身をさらに汗だくにデトックスしてくれます。
【watch out!】デジタルデトックスが最強な理由30連発

お待たせしました。デジタルデトックスを実践すべき理由30連発です。じっと文字を見つめているうちに、脳の奥がじんわりと熱くなり、画面を閉じて眠りたくなる効果があります。
- 電源を切ったという物理的な手応えがある
- スマホを別室に置くと失ったはずの意志の強さが戻ってくる
- 通知の振動を気にしなくなり令和に生きる真の男としての余裕が溢れ出す
- 積読は0になり速読で一週間に7~8冊の読書ができる
- 面倒な決断をすべて「鼻くそ」のように丸めてピンできる
- 虚無な承認欲求から解放され鏡に映る自分が一番かっこいいと気付く
- 充電残量より自分の目の下のクマを愛でる人間らしい感性が芸術的に爆発する
- ピント調節機能が覚醒し視力が2.0を超えたような気がしてくる
- 五感が冴えわたり第六感を超えた第七感の脳汁が溢れ続ける
- 静寂に浸るだけでHPとMPが上限を突破し脳汁が出る相乗効果が止まらない
- コネクトという言葉に違和感を持ち行きつけがベローチェになる
- アテンションの意味を知らなくてもプリーズのニュアンスで意味がわかる
- IQが急上昇した気がして突然TOEICのために英単語帳を100周し始める
- 画面の中の欺瞞を捨てて液晶に映った誰よりもかっこいい自分を直視できる
- ブルーライトではなく窓の外を飛ぶ虫や鳥の生々しい躍動を堪能できる
- 自分の心音を爆音で感じ数兆円の最新AIに代替できない存在だと気付く
- 流行に流されずハードコアに突き進む自分のことを抱きしめたくなる
- デジタルに頼ってサボっていた脳が慌てて働き出し英単語帳をさらに100周する
- 外の空気を吸うだけで脳に溜まった得体の知れない毒素が全部抜ける
- リポストしなくても明日も太陽は東から昇ると確信し空を見上げる
- 即攻元気ゼリーを差し入れてくれる身近な人物が真のフォロワーだと悟る
- 電源を切った瞬間にデジタルデトックスのマスターだと言える
- 画面を消すと液晶のブラックホールにやはり嵐の6人目のメンバーがいる
- アルゴリズムを破壊しその日のノリと直感だけで明日に突できる
- 生産性の低いブログを書くためにレンタルサーバーを5個契約し出す
- 作業の呪縛から解き放たれ寝るという人類本来の目的を達成する
- 面倒なことは全部AIに押し付けて自分は泥より深く眠り続ける
- オフラインの自分に野生の雄の力が宿りノンバで無双できる
- 酸素に満ちた宇宙空間を遊泳するような究極の全能感を手にする
- PCを閉じスマホをやわらかいところに投げ捨てた瞬間に悩みは全て消える
ここまで読んでしまったあなたは、デジタルデトックスこそが最強である理由30連発によって脳内がオーバーフローしています。
まだスマホから目が離せないなら、僕と一緒にデジタルデトックスを推奨する男としての活動を始めましょう。
今すぐデジタル機器の電源を切ってみよう

誰かが作り出した「アテンションデトックス」という響きのいい言葉に、無理して合わせる必要はありません。
「気になるものは気になる」これが自然です。そして、圧倒的な事実として、デジタル機器は電源を切れば何もできないのです。
例えば、スマホは充電器に繋いで別の部屋に行けば見ようがありません。Windowsパソコンなら、最速0.5秒でシャットダウンする方法があります。
寝る前に脳内の疲労度をセルフチェック
これから寝ようと思っている方に向けて、自己診断ツールを開発しました。
そろそろ寝たほうがいいのかな?と思っている方は試してみてください!
デジタル疲労度チェック
あなたの脳の状態を可視化します
君ならできる、You can do it.
中学生の頃、英語の先生が狂ったように「君ならできる、You can do it. 君ならできる、You can do it.…」と声をかけてくれました。
おかげで僕の脳内には常に「君ならできる、You can do it.僕ならできる、 I can do it.…」がリピートしています。
あなたは流行りのアテンションデトックスに手を出そうとしていた。しかし今この瞬間から、より高次元な知的行為である「究極のデジタルデトックス」に目覚めます。
究極のまとめ
あなたは絶対に情報過多です!アテンションデトックスより、僕と究極のデジタルデトックスを始めましょう。
You can do it.
おやすみなさい!
- 年齢:アラフォー
- 職業:サラリーマン(ベテラン)
- 好きなもの:果物(果肉)
- 嫌いなもの:皮肉
- 座右の銘:人間の皮を被った悪魔になるくらいなら、果物の皮を被った人間でありたい
約20年の社会人経験を基に、現代人の宿命である「脳の飽和」を捌くデジタルデトックス愛好家。「サラリーマンはアートだ」という信念のもと、デジタルの奔流から身を守り、本質的な思考を取り戻すための術を発信。現在は、読むだけでPCを閉じ、スマホを置いて眠りたくなるブログを執筆中。自身が開発した、脳の疲労度を可視化する「デジタルデトックス精密診断(無料)」は、多くの多忙なビジネスパーソンに「究極のデジタルデトックス」への入り口を提供している。 - Xアカウント【@funyaking】